お歳暮のお礼状の書き方〜お歳暮を頂いたらお礼状を書こう!〜
お中元同様、お歳暮を頂いたら必ずお礼を伝えます。
両親や親しい知人であれば、電話で済ますこともありますが、
一般的にはお礼状を出すのが正しいマナーです。
お礼状はお歳暮を頂いてから
2〜3日以内に出すこと。
ここではお礼状の書き方をご紹介します。
お礼状は文章構成が大体決まってるので、
初めてでも簡単に書けちゃいますよ(*^^*)
【何に書くの?】
一般的にはハガキに書きます。
お歳暮の時期だと、季節のイラストが入った
ハガキも販売されているので
イラスト入りハガキを使うのも
喜ばれると思います。
もちろんパソコンより手書きの方が
感謝の気持ちをより伝えられます!
【全体の流れ】
①頭語
②時候の挨拶(季節をあらわす言葉)
③安否の挨拶
④お礼の言葉
⑤喜ぶ家族の様子を具体的に伝える
⑥相手の健康を気遣う言葉
⑦結語(敬具など)
⑧日付
⑨氏名
これだけじゃ、わかりづらいですよね。
では、順番に説明です☆
①頭語
文章の頭につける言葉。
「拝啓」が一般的。かなり目上の方には
「謹啓」を使いますが、
基本「拝啓」で問題ないです。
②時候の挨拶
季節を表す言葉です。
「月」によって言葉が変わるのでご注意!
〈12月〉
・一年で最もあわただしい季節になりました
・師走に入り寒さも本格的になってきました
〈1月〉
・新年早々ではございすが
・初春とはいえ厳しい寒さが続きますが
③安否の挨拶
時候の挨拶の後に続けます。
・いかがお過ごしでしょうか
・お変わりございませんでしょうか
④お礼の言葉
⑤喜ぶ家族の様子を具体的に伝える
この2つは特に決まりはありません。
自分の感謝の気持ちをそのまま書きましょう!
・この度は美味しいビールの詰め合わせを
お贈り頂き、誠にありがとうございました
夫婦共々、毎晩の楽しみとなっております。
・この度はお心のこもったお品を頂き、
本当にありがとうございました。
細やかなお心づかいに恐縮するばかりです
⑥相手の健康を気遣う言葉
これもほとんどが定型文としてありますが、
相手を気遣う内容なら大丈夫です!
・寒い日が続きますが、お体に気を付けて
お過ごしくださいませ
・しばらく厳しい寒さが続くようですので、
体調にはくれぐれもお気を付け下さいませ
【12月の場合】
・来年も、素晴らしい年になりますよう願っております。
・ご家族そろって穏やかな新年をお迎えください。
⑦結語
文章の最後につける言葉。
頭語とセットになります。
「敬具」が一般的。頭語が「謹啓」だと
「謹言」「敬白」になります。
⑧日付
⑨自分の名前
自分の名前ですが、奥さんが旦那さんの
代わり書いた場合、
旦那さんの名前の左下(横書きの場合は右下)
に「内」と書きます。
以上、文章構成さえきっちり押さえておけば
あとは言葉を色々繋げるだけ!
とっても簡単☆
おわかり頂けましたか?
さらにわかりやすく、例文ご紹介!
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拝啓
年の瀬を迎えあわただしくなってきましたが、
いかがお過ごしでしょうか。
さて、このたびはお心尽くしの
お歳暮の品をお贈り頂き、
本当にありがとうございました。
夫婦共々、大変喜んでおります。
細やかなお心づかいに恐縮するばかりです。
これから寒さも本格的になりますので、
お体にはどうぞご自愛くださいませ。
略儀ながら、書中にてお礼申し上げます。
敬具
平成〇〇年〇月〇日
山島 三郎
内
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